「シミといえばレーザー」 そう思っている方は、とても多いのではないでしょうか。

でも実は、シミの種類によってはレーザーが逆効果になることがあるって、ご存知でしたか?

美容薬剤師として多くのお客様のお肌を見てきた中で、「レーザーを何度やっても消えない」「むしろ濃くなった気がする」というお悩みを抱えて来られる方が後を絶ちません。

それにはちゃんとした理由があります。


シミは"見た目"だけで判断できない

シミといっても、その種類は実にさまざまです。

代表的なものだけでも、日光黒子(老人性色素斑)・そばかす・肝斑・炎症後色素沈着など、複数の種類があります。そしてこれらは、見た目が似ていても原因も性質もまったく異なります

皮膚科学の観点でも、シミの種類によって推奨される治療法は異なることが知られています。にもかかわらず、「とにかくシミ=レーザー」という選択をしてしまうと、思わぬトラブルを招くことがあります。


レーザーが危険なシミとは?

特に注意が必要なのが「肝斑(かんぱん)」です。

肝斑は、ほお骨あたりに左右対称にじわっと広がる、薄茶色のシミです。ホルモンバランスや紫外線・摩擦などが原因とされており、30〜50代の女性に多く見られます。

この肝斑に対してレーザーを照射すると、色素細胞が刺激されてかえって濃くなってしまうことがあります。これは美容医療の現場でも広く認識されていることで、肝斑へのレーザー照射は基本的に推奨されていません。

また、薄いシミや炎症後の色素沈着も同様です。肌への刺激が強すぎることで、メラニンをつくる細胞が過剰に反応し、悪化するリスクがあります。

「消したくてやったのに、なぜか濃くなった…」という経験をされた方の多くは、このパターンに当てはまっていることがあります。


じゃあ、レーザーが向いているシミは?

もちろん、レーザーが有効なシミも存在します。

それは主に、輪郭がはっきりした濃いシミです。日光黒子の中でも色が濃く境界がはっきりしているものや、脂漏性角化症(老人性のいぼ状のシミ)などは、レーザーが効果的な選択肢になり得ます。

ただしそれでも、照射後のアフターケアを丁寧に行わないと、色素沈着として残ってしまうリスクがあります。レーザーはあくまで「正しい適応と正しいケア」があってはじめて効果を発揮するものです。


薄いシミや肝斑には、エステの方が向いている

実は、薄いシミや肝斑は、エステのケアで十分に薄くすることができます

当サロンでは、美容薬剤師の知識をもとに、お一人おひとりのシミの状態を丁寧に見極めた上でケアをご提案しています。

成分にこだわったコスメを使ったフェイシャルケアや、美容成分を肌の奥に届けるエレクトロポレーションなどを組み合わせることで、刺激を最小限に抑えながらシミにアプローチしていきます。

「育てる美容」という考え方のもと、肌を傷めずに長期的に美しくなっていく、そんなケアを大切にしています。


まず、あなたのシミを正しく知ることから

シミを消したいなら、まず最初にすべきことは「レーザーの予約を入れること」ではなく、「自分のシミがどの種類なのかを知ること」です。

種類を間違えたケアは、お金も時間もムダになるだけでなく、肌を傷めてしまうリスクがあります。

当サロンでは、シミの状態を丁寧にカウンセリングした上で、あなたのお肌に合ったアプローチをご提案しています。 「自分のシミがどんな種類かわからない」「レーザーをやる前に一度相談したい」という方も、どうぞお気軽にお越しください。

あなたのシミのお悩み、一緒に考えさせてください。