「最近、肌のハリがなくなってきた」
「たるみが気になって、美容医療を検討している」
そんなお悩みをお持ちの方に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。
じつは、多くの美容医療の施術が共通して目指しているもの、それがコラーゲンなんです。

コラーゲンって何者?
コラーゲンは、肌の奥にある「真皮」という層に存在するタンパク質の一種です。
わかりやすく言うと、お肌の「骨格」や「バネ」のような存在。弾力やハリを支えているのがコラーゲンで、いっしょに働くエラスチンやヒアルロン酸とセットで、若々しい肌の土台を作っています。
ところが、このコラーゲン。20代をピークに年々減少していきます。さらに、紫外線・乾燥・生活習慣の乱れによっても分解が進み、肌のたるみ・ほうれい線・小じわの原因になっていきます。

HIFU・糸リフト・高周波、それぞれのアプローチ
美容医療の施術は種類がたくさんあって、何が違うの?と迷う方も多いですよね。
でも、ほとんどの施術の目的は「コラーゲンをどう増やすか・再生させるか」という一点に集約されます。
▍HIFU(ハイフ)
超音波のエネルギーを肌の深いところまで届かせ、熱でコラーゲンを活性化させる施術です。メスを使わないリフトアップとして人気があります。
▍糸リフト(スレッドリフト)
溶ける糸を皮膚に入れて物理的に引き上げると同時に、糸のまわりに自然とコラーゲンが集まる体の仕組みを利用して、肌を内側から若返らせます。
▍高周波(ラジオ波・RF)
高周波の熱で肌の奥をじんわり温め、コラーゲンの引き締めと新しいコラーゲンを作る細胞の働きを促します。持続的なハリ改善が期待できます。
このように施術の方法はそれぞれ違いますが、「肌の奥に働きかけて、コラーゲン産生を引き出す」という根本の考え方は共通しているんです。

コラーゲンを作っているのは、肌の中にいる「工場」
コラーゲンは、実は肌の中で自然に作られています。その製造工場となっているのが、肌の奥深くにひっそりと存在する小さな細胞たちです。
美容医療の施術が行っているのは、この細胞たちに「もっと頑張れ!」という信号を送る行為とも言えます。熱・超音波・物理破壊など、アプローチは違えど、届けたいメッセージは同じです。

やりすぎると、肌はどうなる?
ここで、ひとつ大切なことをお伝えしたいと思います。
コラーゲンを増やすために行う美容医療の施術は、言い換えると「肌にあえてダメージを与えて、再生させる」行為です。適切な頻度で行えば効果的ですが、これを繰り返しすぎると、肌には想定外のことが起きてきます。
イメージしてみてください。皮膚が傷ついたとき、体は傷口をふさごうと必死に修復します。このとき作られるコラーゲンは、ふだんの「しなやかなコラーゲン」とは少し違って、硬くて密なコラーゲンです。これがいわゆる「傷あと」の状態です。
美容医療をやりすぎると、肌はまさにこれと同じことが起きてきます。再生を繰り返すうちに、肌が硬く・冷たく・ごわついた状態へと変わっていくのです。見た目は引き締まって見えても、本来の「しなやかさ」や「温かみ」は失われていく。これは肌にとって決して健康な状態ではありません。
美容医療は「使いよう」。回数や間隔を守り、肌の回復を待ちながら行うことがとても大切です。

「育てる美容」という考え方
当サロンが大切にしているのは、肌を無理やり再生させ続けるのではなく、肌が本来持っているコラーゲンを作る力を引き出す「育てる美容」という考え方です。
薬剤師として成分を見極めながら、肌の細胞が健やかに働ける環境を整えること。それが、10年後も続く美しさへの近道だと考えています。

コラーゲンへのアプローチは、美容医療だけではありません。日々のケアの積み重ねが、実は一番大切な「コラーゲン対策」です。気になる方は、ぜひサロンでご相談ください。

【Pharm.D フェイシャルサロン】
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