皆さんシミに悩んでいませんか?
去年取ったのにまたシミが出てきた。そんなご経験ありませんか?
その原因は肌の状態が悪いからです。シミはあくまでも氷山の一角です。
肌の状態が悪いと次から次へと出てきます。なので肌の状態をよくしなければイタチごっことなるわけです。
なのであなたのシミの原因とケア法を次にお伝えします。
【1】老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
→ 紫外線によるダメージでできるシミ。
◎対処法:表皮性と真皮性で対処がある程度異なる。
表皮性:ターンオーバーである程度薄くなる。なのでメラニンを活動させなくする美白化粧品とターンオーバーを促すビタミンA誘導体は有効かと考えられる。
真皮性:スキンケアでは撮りきれないため、レーザー治療が有効と考えられる。
【2】肝斑(かんぱん)
→ ホルモンバランスの乱れ・摩擦などが原因
日本人女性における肝斑の割合(目安)
•**30代後半〜50代女性の約30〜40%**が肝斑を持っている、というデータがあります。
これはつまり、3人に1人くらいの割合で肝斑があるということ。
特に、紫外線・ホルモンバランスの影響を受けやすい年齢層で多く見られます。
◎対処法:内服薬(トラネキサム酸)・低刺激ケア・摩擦を避ける
【3】炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)
→ ニキビや傷の跡が色素沈着したもの。レーザー後に色素が中々抜けないのも炎症性色素沈着なのかも
これはやけど跡の状態。まずしなければいけないのは皮膚が正常化するまでしっかり紫外線対策を行うこと。そしてメラニンが活動しているため美白効果のあるスキンケアを使うことが優先される。
PIHの深さ | 改善までの期間 | 特徴 |
表皮レベル(茶色っぽい) | 3ヶ月〜6ヶ月 | 紫外線ケアや美白スキンケアで比較的早く改善 |
真皮レベル(青黒・赤黒っぽい) | 6ヶ月〜1年以上 | 改善に時間がかかる。医療介入が効果的 |
◎対処法:美白成分入りスキンケア・紫外線対策
【4】そばかす(雀卵斑 じゃくらんはん)
→ 遺伝的要因が強い
そばかすは
◎対処法:レーザー治療・美白化粧品で薄くすることは可能
ちなみにあなたの肌は表皮性のものか?真皮性のものか見分けるポイントをお伝えします。
表皮のシミ vs 真皮のシミ|見た目の違い
種類 | 表皮のシミ | 真皮のシミ |
色 | 茶色〜薄い茶色 | グレーっぽい・青みがかった茶色 |
輪郭 | はっきり・くっきり | ぼんやり・にじんだように見える |
場所 | 肌の表面近く(比較的浅い) | 肌の奥深く(真皮層) |
紫外線の影響 | 強く受けやすい | 長年の蓄積で目立ってくる |
治療効果 | 美白化粧品やピーリングで薄くなることが多い | 化粧品では難しく、レーザーが必要なことも |
いかがでしょうか?
今までシミになったらすぐに皮膚科なり、美容皮膚科にいくことが多いと思います。
しかし、問題はレーザー打つ必要のない方にレーザーが打たれてしまうという現実。
そうでなくでまずはご自身の肌状態を確認し、足りないスキンケアを徹底する。
そこから改善できない場合レーザーなどの手段を摂る。
そうあるべきなのです。肌の状態が悪いのにレーザー打ってもまた悪化するのは見えています。一度傷んだ肌をもとに戻すのは中々難しいこと。そうでなくで肌を育てるケアを取り入れてみませんか?