世の中多くのスキンケアがありふれている
どれを使おうか皆広告を見たり、プロから聞いたりして購入して塗布する。
だけど思ったよりも肌が変化しない?
そう思う事ありますよね?
それは大事な事が抜けているからです
まず「優先すべき3つのケア」があります
ほとんどの人がそれが出来ていません。今まで指導してきて多くの方かこのどれかで
もったいないことをしているのです。
この3つのケアですが、
実際米国皮膚科学会で「最もコスパの良い美肌にする方法」としてあげられています。
多くの美容医療や高級スキンケアをする前にまずは見直すと、多くの方に
良い変化がもたらされます。
ぜひ今日から実践してみてください。
その3つの事は…
✅ 1. 洗顔:やさしく洗うこと
- 目的:皮脂や汚れ、メイク、バクテリアを取り除く。
- ポイント:ぬるま湯+指の腹で優しく洗い、洗いすぎ・こすりすぎを避ける。
- 効果:炎症・乾燥・毛穴トラブルの予防につながる。
✅ 2. 毎日の保湿
- 目的:水分保持・バリア機能の強化。
- ポイント:洗顔や入浴直後、肌が湿っている状態で保湿剤を塗る。
- 効果:乾燥や小ジワ、刺激に強い肌へ。
✅ 3. 日焼け止めの使用
- 目的:紫外線による老化(シミ・しわ・たるみ)や皮膚がんの予防。
- ポイント:SPF30以上、広範囲スペクトラム(UVA・UVB)対応のものを毎日使う。外出時は2時間おきに塗り直す。
- 効果:光老化を最大限防ぎ、美肌をキープする最強の予防策
以上の事です。
皆さんこれを見てたいしたことないなと正直思いましたか?
しかし、これほとんどの方ができていないんです。
まず洗顔ですが、皆さんめちゃくちゃ擦ってます。
手の圧ってほとんど要らないんです。皮膚を押してしまうと
肌はもうすでに摩擦を起こしています。
手に力を入れることなく、手の腹でクルクルと洗顔しましょう。
そして保湿です。
これも皆さんできていません。
皆さん保湿ってどういういう事を指しているのかというと、
肌の内部に水分を留めるられているかということです。
保湿というと思われがちなのがただ濡らせばいい、ベタベタとした蓋をするクリームを塗ればいいと思いがちですが、そうではない。
肌が濡れすぎるとふやけてしまうのでより乾燥肌になりやすくなります。
なのでパックは基本的に補助的に用いるのであって日常的に使用する必要はありません。
大事なのは一度入った水分が逃げないようにすること。
そのために必要なケアを下に記します。
✅【基本の推奨保湿ケア】(全肌共通)
ステップ | 内容 | ポイント |
① 洗顔後すぐ | 肌がまだ湿っているうちに保湿剤を塗る | 水分が逃げる前に「閉じ込める」ことが重要 |
② 1日2回以上 | 朝と夜に保湿、乾燥が気になるときは日中も | 頻度よりタイミングと方法が大切 |
③ 摩擦レスで塗布 | 手のひらでやさしく押さえるように塗布 | こすることでバリア機能が壊れやすい |
④ 肌タイプに合った保湿剤を選ぶ | 脂性肌・乾燥肌・敏感肌で使用感・成分を調整 | 刺激成分(アルコール・香料)は避ける |
そして3つ目の紫外線ケア。
これも皆さんUVクリームの質ばかりこだわって、それ以外に目が向いていない事が多いです。
UVクリーム選びも大事ではありますが、
それと同じように大事なのが、紫外線照射後にスキンケアで肌の炎症を抑えていくことなんです。(リカバリーケア)
これをしなければ肌は少しずつダメージを受けてしまい、肌の機能が壊れてしまうのです。
なのでスキンケアアイテムに必要なのは日々の紫外線からリカバリーしてくれるスキンケアを取り入れることなんです。
以上のようにこの3つをしっかりととらえてスキンケアしていくと、肌は段々変わってきます。
ある形成外科の先生もこうおっしゃっています。
美容医療する前にスキンケアを見直すだけで改善する症状は多くみられると。
考えてください。美容医療に言って悩みを相談されて、「あなたの問題はスキンケアです!」といわれて何もせず帰されるのって皆さんとしては納得いきませんよね?
だから何かしらの治療をうけて帰られることが多いと思います。
しかし多くの症状は守りのケアで改善できる事が大いにある。そういっているのです。
ではどうしたらコスパのよい美容法ができるのか?
この3点をしっかりまずは1か月行い続けることです。肌のターンオーバーは約28日。
バリア機能が低下している方はもっと遅いです。
その機能が入れ替わるまではしっかり3つのケアを行ってみてください。
それだけで肌は回復が見込めるんですよ。